待ってた３巻

ドリフターズ面白すぎるんですけど。

こう、中世っぽい異世界で現代知識を使ってどーのこーの、という話が大好きなんですよ。
Web小説系で多いですよね。読み漁りましたとも。
でも最近の流行の方向性と言うか、最近はハーレム物やゲームのスキルを持ったまま云々って感じであんまり一から頑張る感じじゃないんですよね。
そうじゃないだけでもポイント高い。
生活向上のためとかじゃなくて、とにかく「国を盗る」とか戦のためだけに特化しているのも潔くていい。
信長さんの思考って、基本的に人々のためじゃないですよね。結果として人々のためになったとしても、目的が違うから、とっている行動・最終的な支配の形態が「救い」という観点から言えば最善ではないです。

対して、黒王さんはガチで救いたいと思っている感じですね。対象は人じゃないけど。
既存の宗教を政治家の立場で利用するとか、本気で神を信じているとか、最初っから金儲けのためとか、新世界の神に俺はなる！とか、漫画に出てくる宗教家の人ってそういうパターンが多いので、「(神様を信じていないけど)人々を救うために宗教を」っていう考え方のパターンは初めてみました。
つか、アルファベット使いこなして意思疎通が可能になるなら、人間と共存可能と思うんですが、やっぱりそこは人を滅ぼそうとしてるのね。

そういや、サンジェルミさんの従者の人って、魔術師・錬金術師の系統でしょうか。
名前がフラメーとアレスタって…アレスタの方は微妙なところですが、フラメーは明らかにフラメルですよね？
やったねのぶのぶ！銃が最新式になるよ！

にしても、やっぱり産業革命以後に作られたような物は、異世界で０から作成するのかなり難しいですよね。
個人で材料から作成方法を把握できているはずがないもの。
理屈としてはわかってても、現物があったとしても無理なものは無理。
そういう意味で菅野さんどうするんだろう。ゼロ戦…エンジンを作れるかどうか、ガソリンをどうするかが肝ですね。
初期のエンジンって石炭とかで動くつくりなんだっけ？飛行機の場合どうなんでしょ。
とりあえず信長さんはゼロ戦見たらすごい喜びそう。

ところで２巻と３巻の間に１年以上間があったんですが、これ完結するの何年後なんですか？
続き超気になるんですけど、完結せずに終わった名作って結構あるので心配になってきました。